【完】恋の治療は保健室で〜秘密の遠距離恋愛〜
ふぅ。なんとか切り抜けた。そうだ電話!
「ごめんなさい。急に話中断させちゃって」
『それはいいんだけどさっきの声、男だったよね?誰なの?』
聞こえてたんだ。日高君のことどう説明しよう。元々話す予定だったけどいざ説明するとなるとどう言っていいか。
『奏?』
「ごめんなさい!えーとさっきのは...」
言うしかないよね。隠していてもいずれバレるんだから。
「実は今日から昔近所に住んでいた幼なじみがあたしの家に下宿することになって」
『下宿!?』
「はい。何故かその事を母はあたしに黙っていて」
『その子っていくつなんだい?』
「同い年で、今日から同じ学校に転校して来て」
『なるほどね』
「今日電話したのはこの事ともう一つ相談したいことがあって」
「ごめんなさい。急に話中断させちゃって」
『それはいいんだけどさっきの声、男だったよね?誰なの?』
聞こえてたんだ。日高君のことどう説明しよう。元々話す予定だったけどいざ説明するとなるとどう言っていいか。
『奏?』
「ごめんなさい!えーとさっきのは...」
言うしかないよね。隠していてもいずれバレるんだから。
「実は今日から昔近所に住んでいた幼なじみがあたしの家に下宿することになって」
『下宿!?』
「はい。何故かその事を母はあたしに黙っていて」
『その子っていくつなんだい?』
「同い年で、今日から同じ学校に転校して来て」
『なるほどね』
「今日電話したのはこの事ともう一つ相談したいことがあって」