【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―

同時に、美来ちゃんも満面の笑みを浮かべて、ズイっと顔を近づけてきた。


「ムキになって珍しいですねぇ? 真島先輩。
いつもイケメンに興味示さない先輩でも、さすがに社長には惚れましたかぁ?」


ほほほ、惚れ?!


「なに言ってるの」

「いつも仏頂づ⋯クールな真島先輩が恋かぁ」


緑川くんまで乗ってきた。

仏頂面って言っていいよ。


「王子のファンですけど、全力でサポートしますよ? ほんとのところ教えて下さい」

「――――」


何だかあらぬ方向に騒ぎ立てる二人と、何も言わずじっとこちらを見る園部。

疚しい事があるような、いや、ものすごくあるような私は、汗が吹き出しそうだ。
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