【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
「王子が資料室に現れるなんて意外ですよね。私も間近で見たかったなぁ」
「フロアで会っても、女性陣が押しかけてなかなか話せませんからね。先輩たちラッキーでしたね」
後輩二人が純粋でキラキラした視線を向けてくると
「もっと偉ぶったいけ好かないやつかと思ったけど、結構いいやつだったな」
なんて園部は調子に乗っている。
なにその言い方。
ムッとした。
「結構じゃなくて、とても優しかったし、いい人だったよ」
私がはっきり訂正すると、園部はジョッキを片手に意外そうな目でこっちを見る。