【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
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あれからどのくらい経っただろう。
ゆっくりまぶたを開くと、カーテンの隙間からは朝日が差し込んでいて、スイートルームのベッドに一本の筋が走っている。
もう、朝か。
昨晩、永斗さんに何度も求められているうちに、いつの間にか意識を手放すように眠ってしまったんだ⋯⋯
気だるい下半身の重みが、まだ残ってる。
永斗さんはというと、大きなベッドの真ん中で、後ろから私を抱きしめながら眠っている。
お腰に緩く巻き付く腕は、一見しなやかだと思っていたけど実はたくましくて。
髪に顔を埋めているのか、首筋に寝息が触れる。
あったかい。
ずっと抱きしめてくれてたんだ。
ふと、自分の頭の下に永斗さんの腕が差し込まれていることに気づき、少し頭を浮かせた。
重くなかったかな。
そして布団から手を出して、す―⋯⋯とその腕に触れると、