【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
そんな感じで週末の予定や、久しぶりの会話を楽しんだ私たちは夕食を終えて。
出張の疲れが溜まっているであろう永斗さんには、先に入浴してもらった。
いつもだったら「一緒に入ろう」ってゴネる永斗さんだけど、今日は疲れていたのか、すんなりタオルを手にしていた浴室へと向かってくれた。
そして、片付けを終えてキッチンでダージリンティーをいれていた私のところに。
「くるみ」
入浴を終えた永斗さんが、濡れた髪をそのままに後ろから抱きついてきた。
シャンプーの香りとともに、ポタっと私の首筋に水滴が触れて、思わずドキっとする。
「永斗さん、ちゃんと髪拭かないと風邪引きますよ」
「ふふっ。ありがとう」
背の高い彼をソファーに座らせると、首にかかっているタオルで後ろからブロンドの濡れた髪を優しくと拭く。
おとなしくじーっと、拭き終えるのを待っている永斗さんはなんだか気持ち良さそう。
血色のいい頬に、濡れた瞳。
光沢のあるネイビーの無地のパジャマに。
つるんとした生地は彼の身体のラインをあらわにしていて。
女の私なんかより、はるかに色っぽすぎる。
お風呂上がりの永斗さんは最強だ。