【コミカライズ】漆鷲社長の寵愛は突然に―地味っ子眼鏡への求愛のしかた―
そもそも、永斗さんとのことを連絡したときから、イケメン好きのミーハーのお母さんは、経済誌で彼のことを知っていたようで大騒ぎで
それに乗っかるように、弟も「信じらんねぇ〜!」なんて電話口で叫んでいて。
この二人が、永斗さんに失礼なことをしでかしそうで心配だった。
だいたいうちの家族は、母と弟のウザ眼鏡派と、父と兄のクール眼鏡派に分かれていて。
いつも騒ぎ立てるのはお母さんか弟。
それを冷静に見つめるのは父と兄。
そして、クールでもなく、かと言ってお母さんみたいに四六時中うるさくない私は、この家族で唯一の中和された存在だと思って今まで生きてきた。