いつか、君の夢を見た。【完】



「あれ?シラ、こんなしおり持ってたっけ」



俺が教科書に挟んでいたしおりをミッツは手に取った。


それは、最後に朝夏が置いていったもの。


淡いピンクの朝顔はまるで朝夏のようだった。


朝顔の花言葉、″儚い恋″。


俺はこの先、朝顔を見るたび君のことを思い出すだろう。


今日も学校の花壇に咲いている朝顔を見ると、まるで君が笑っているように見えた。




end.

< 37 / 37 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ランチのお時間です。
陽波/著

総文字数/7,021

恋愛(純愛)30ページ

表紙を見る
憂鬱な雨の日だから【完】
陽波/著

総文字数/5,213

恋愛(純愛)25ページ

表紙を見る
ちぐはぐプラネット【完】
陽波/著

総文字数/2,940

恋愛(学園)19ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop