死にたがり屋の少女は暴走族と・・・
「えっ?」


「ん?何かあったか?」


美月…


美月からの着信が10件以上あった。


「別に。」


素っ気なく返すと璃羽都は近づいてきて携帯を覗いてきた。


「うわっ…すげぇー着信。かけてやれよ。」


「…言われなくてもかけるわよ。」


美月に電話をかけると


『未雨〜あんた何処で何をしてんのよォ〜』


と美月が電話を出た。


『何回かけたと思ってんの?心配したんだから!!で、今、どこにいんの?』


「知り合いの家。」


『知り合い?あんた知り合いいたの?』


「最近知り合いになった。別に大丈夫だよ。」



美月はとっても未雨のことを心配していたらしい。


『はぁ…。次こそ本当に死んじゃったのかと思った…』


「うん。死ねたと思ったんだけど死ねなかった。」


その会話を聞いて


こいつらどんな会話をしてんだよ…


と思う璃羽都がいた。
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