会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
「っす。簡単に言うと、『あいりん』のお抱え運転手の家です」
「すげえなお前ら⁉」
「で、会長と蘭丸って付き合ってるんですか?」
「そんなん許さないわよ!」
ガラッ――っと、タイミングいいんだか悪いんだか、哀淋が叫んだところでこーちゃんが入って来た。
生徒会室内の、自分の席で片頬杖をついている幹、俺を締め上げている哀淋と、哀淋に絞められて怒鳴られている俺をぐるっと見て――
「私のことは遊びだったんですね⁉」
ダッと踵を返した。
「あーもうそういうことする子だよこーちゃんは!」
悪ノリするのは変わってねえのな!
哀淋の手を振り払って、廊下を走っていこうとするこーちゃんの手を掴んだ。
「こーちゃん来て!」
「やっぱり蔦子先輩と出来てるんじゃ――」
涙まで浮かべたフリしてまだ演技するかこの野郎。
「いいから、来て」