会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
「すげえいい顔で言うな。笑わないって評判どこ行った」
哀淋は、キラキラと輝くような笑顔で冊子を軽く掲げた。
うん、俺もそれは見たくない。
そもそも学校に持ってくんじゃねえよ。
「知らないわよ。周りが勝手に言ってることだもの。蘭、もしこういうのハマったら教えてね。私の本棚から貸出しOKだから」
「あはは……ありがとうございます……」
こーちゃんは顔が引きつっている……。
哀淋とこの手の話が合うタイプではなさそうだな……。
「会長、裏生徒会、特定します?」
幹が軌道修正してくれた。
そうだよ。哀淋の趣味どころじゃなかったんだ。
「そうだなー。害悪なければ放っておきたいところだけど……ほしい。その有能そうな人材が」
「っすよね。蘭丸が手伝いにきてくれて助かってますけど、あと一人は入ってほしいっす」
「そういえば蘭っていつまで手伝いなの? 部活やってないんだし正式に入ればいいのに」
「「!」」
哀淋の言葉に、俺と幹は視線を合わせて肯き合った。
しかしそれが裏目に出た。