会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】

「見て見て、蘭。今、幹と朝宮が見つめ合ったでしょ?」

「いや、すいませんけど私、そういうの興味なくて……。あ、この本は読んでみます」

こーちゃん巻き込むんじゃねえ! こーちゃんも哀淋にいい子しなくていいから!

「そもそも見つめ合ってねえよ! 幹、哀淋ってずっとこの思考回路なのか?」

「中学からはこの思考回路っすね。いちいち目くじらたててたら蔦子姉ちゃんを副会長ではやっていけないっすよ」

なんだかすごく適格なアドバイスをもらった気がした。

「裏生徒会なんて名乗るってことは、こちらの生徒会に反感でも持ってる人なんですかね?」

ナイスこーちゃん。さすがこーちゃん。話の腰を折るのが大得意なこーちゃんがこの場では大活躍だった。

「……誰か、嫌がらせとか受けてたりします?」

幹がぐるりと見渡す。

嫌がらせか……確かに、裏で何か仕掛けている可能性も……。

手を挙げたのは、こーちゃんだった。

あ、そういやさっきのも――

「私、会長から毎日のようにセクハラ受けてます」

「俺⁉」

さっきの奴らはカウントせずに俺を名指しするの⁉

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