会長のお気に入りかよ‼-百花繚蘭-【完・番外編追加中】
現三年生に生徒会役員がいないため、二年であるが俺が会長の座にいる。
ただしくは三年生――去年の俺の一つ上にも生徒会だった人は二人いたんだけど、多忙過ぎてやめてしまった。
そういう経緯があるから、前生徒会長が卒業する前に、後任に俺を指名しても特に問題は起きなかった。
哀淋と幹と、臨時手伝いのこーちゃんの現四人態勢の生徒会。
仲が悪いとかはなく、そこそこうまくやれているなって思っていたけど……今日はなんだかとても、仲間になれた気がした。
距離が、ぐっと近づいた気がする。いい方に。
……うん、うまくやれている。
俺の今の生き方の方じゃなくて、生徒会の方。
これは、確信だ。
机に無造作に置いていたスマホがメッセージの着信を告げた。
「ん?」
手に取って見てみると、幹からだった。
『せっかくなんでグループ作ってみました
蘭丸は強制参加で』
おお。メッセージアプリで、画面の上には『生徒会』と表記されている。幹、やるな。
続けてメッセージが反映された。