結婚はあきらめ養子を迎えたら、「お義母様大好き」と溺愛されています
アルバートも今の言葉は、養子になることを前向きに考えているということなのね!
「……僕が、あなたに子供を……あ、いえ、あーっと……それはその、それが目的ということではなくて」
ん?アルバートが私に子供を?
私の子供になるって言いたかったのかな?
っていうか、やったわ!
やっぱり抱きしめて正解ね!
朝の失態をこれできっと取り戻せたわね!前進よ、前進!
「ああ、ごめんなさい。いつまでも引き留めてしまっては、疲れも取れないわね。部屋に戻ってゆっくりして頂戴。そうだ、おやつを運ばせるわ。何がいいかしら?いつも私は書類仕事の合間には頭が疲れているから甘いものを食べるのだけれど……」
アルバートがニコリとほほ笑む。
「ありがとうございます。リーリア様が僕のために考えて用意してくださったものであればなんだって嬉しいです」
ううう、うちの子嬉しいことを言う。
けれど、なんでもいい……っていわれても、こ、ま、る。
★視点変わります<アルバート>★
親衛隊養成学校はいつも通りだった。
学校から少し離れた裏通りに馬車を止めてもらい、そこで馬車を降りて通学する。
一応、正式に養子になると発表されるまではなるべく公爵家とのつながりを知られない方がいいだろうとのこと。
ロマルク公爵家と縁を結びたい人からの接触など面倒なこと増えることもあるそうだ。
……最悪、リーリア様と結婚してロマルク公爵家に入り込もうとする人間に命を狙われることもあるとセバスが何度もばれないようにと繰り返していた。
人の命を欲望のために簡単に奪ってしまえる……そんな人間がリーリア様の周りにいると想像するだけでぞっとする。
僕が……守ってあげなければ。
リーリア様。
そのためには、親衛隊養成学校で得られる護衛術は何よりも役に立つだろう。何と言っても王族をも暗殺者から守るための術を学ぶのだから。
よかった。騎士科を選んで。親衛隊養成学校に進むことができて。
正直、まだ学生の身……というのは、年下だということを痛感するため嬉しくはない。
だけれど、リーリア様を守るために必要なことだと思えば、何と素晴らしい時間なのか。
……ん?
年下を痛感するのが嬉しくない?
僕は年上女性が好きなのだから、年下であることは僕の誇り……だったんだけどな。まぁいいや。
「……僕が、あなたに子供を……あ、いえ、あーっと……それはその、それが目的ということではなくて」
ん?アルバートが私に子供を?
私の子供になるって言いたかったのかな?
っていうか、やったわ!
やっぱり抱きしめて正解ね!
朝の失態をこれできっと取り戻せたわね!前進よ、前進!
「ああ、ごめんなさい。いつまでも引き留めてしまっては、疲れも取れないわね。部屋に戻ってゆっくりして頂戴。そうだ、おやつを運ばせるわ。何がいいかしら?いつも私は書類仕事の合間には頭が疲れているから甘いものを食べるのだけれど……」
アルバートがニコリとほほ笑む。
「ありがとうございます。リーリア様が僕のために考えて用意してくださったものであればなんだって嬉しいです」
ううう、うちの子嬉しいことを言う。
けれど、なんでもいい……っていわれても、こ、ま、る。
★視点変わります<アルバート>★
親衛隊養成学校はいつも通りだった。
学校から少し離れた裏通りに馬車を止めてもらい、そこで馬車を降りて通学する。
一応、正式に養子になると発表されるまではなるべく公爵家とのつながりを知られない方がいいだろうとのこと。
ロマルク公爵家と縁を結びたい人からの接触など面倒なこと増えることもあるそうだ。
……最悪、リーリア様と結婚してロマルク公爵家に入り込もうとする人間に命を狙われることもあるとセバスが何度もばれないようにと繰り返していた。
人の命を欲望のために簡単に奪ってしまえる……そんな人間がリーリア様の周りにいると想像するだけでぞっとする。
僕が……守ってあげなければ。
リーリア様。
そのためには、親衛隊養成学校で得られる護衛術は何よりも役に立つだろう。何と言っても王族をも暗殺者から守るための術を学ぶのだから。
よかった。騎士科を選んで。親衛隊養成学校に進むことができて。
正直、まだ学生の身……というのは、年下だということを痛感するため嬉しくはない。
だけれど、リーリア様を守るために必要なことだと思えば、何と素晴らしい時間なのか。
……ん?
年下を痛感するのが嬉しくない?
僕は年上女性が好きなのだから、年下であることは僕の誇り……だったんだけどな。まぁいいや。