片桐くんの愛は意外にも一途でした
「今までの恋人にも言ってきたの?」
「……え?」
「な、なんでもないから気にしないで」
考えてたら口に出してしまった。片桐くんを困らせるつもりでいったわけじゃないのに。
こんなこと聞かれても反応に困る、よね。
「雨音?」
「ヤキモチなんかやいてないから」
「誰も妬いてる?なんて聞いてないけど」
「なっ……」
「雨音はかわいいね」
「可愛くなんかない」
いちいち元カノの話を持ち出すのは禁句な気がする。それに気まずいし。
私には彼氏なんていなかったけど、過去誰かと付き合ったって話を掘り返されるのはいい気分ではないし。
「俺が海外に引っ越したあとからの話が気になる?」
「え?」
「俺が家族とどういう生活をして、外国人の彼女が何人いた、とか」
「べ、べつに……」
「雨音がどうしてもっていうなら教えるけど、聞かないほうがいいよ」
「……」
片桐くんの表情が一気に暗くなる。綺麗でキラキラしている黒い瞳が闇に包まれるみたいな、そんな感じ。
「……え?」
「な、なんでもないから気にしないで」
考えてたら口に出してしまった。片桐くんを困らせるつもりでいったわけじゃないのに。
こんなこと聞かれても反応に困る、よね。
「雨音?」
「ヤキモチなんかやいてないから」
「誰も妬いてる?なんて聞いてないけど」
「なっ……」
「雨音はかわいいね」
「可愛くなんかない」
いちいち元カノの話を持ち出すのは禁句な気がする。それに気まずいし。
私には彼氏なんていなかったけど、過去誰かと付き合ったって話を掘り返されるのはいい気分ではないし。
「俺が海外に引っ越したあとからの話が気になる?」
「え?」
「俺が家族とどういう生活をして、外国人の彼女が何人いた、とか」
「べ、べつに……」
「雨音がどうしてもっていうなら教えるけど、聞かないほうがいいよ」
「……」
片桐くんの表情が一気に暗くなる。綺麗でキラキラしている黒い瞳が闇に包まれるみたいな、そんな感じ。