君は無垢なフリをして​───本当は野獣。
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「あ!貴女が山崎 花菜さんでしょ?」


「はぁ。」



どうしてでしょう。


何故か目の前の人物と某私の従妹が似て見えるのですが…



「えーっと…高良くん、だっけ?」


「はい、高良 天人です。」

「私に…何か用事?」



突然声を掛けてきた目の前の人物はニコッと笑う。


うおっ?!


これが本当の王子スマイル!


むちゃくちゃキラキラしてる!



「山崎先輩、拓海の元カノなんでしょ?」


「え?」


言われた言葉につい、思考が止まる。


何で、知ってるの…?



「拓海がね、山崎先輩との写真見ながら泣いてるんだ。ゴメンって呟きながら、ね。」



泣いて、る?


あの拓海が…?


しかも私との写真、まだ持ってたんだ…



「だからね、山崎先輩。拓海を…見捨てないで欲しいんだ。あんなになってる拓海を見続けるのは辛いんだ。」
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