君は無垢なフリをして​───本当は野獣。
カアァアアァ……ッ!


突然の帝からの告白に、馬鹿みたいに顔が熱くなる。

うわ…っ


俺、今絶対耳まで真っ赤だ。



「ね、神弥くんは…私のこと……」



帝はそこで言葉を紡ぐのを止めたけど、聞かなくても何となくわかる。


"私のこと、どう思ってる?"


どう思ってるかなんて、そんなの――…



「す、好きに決まってるだろ。」



帝から顔を背けて言う。


こんなの恥ずかし過ぎて、まともに帝の顔なんか見れねーよ。



「ホント……?」



震える声に帝を見れば、両目を潤ませて俺を見上げていた。


…っ…ヤバい。


何だよ、この…胸を掻きむしりたくなるような衝動は。



「帝…俺は、帝が好きだ。」


衝動を抑えながら…もう一度告げた。
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