君は無垢なフリをして​───本当は野獣。

「神弥…」


「ん?」


「神弥の元カノ―――…」



神弥に問いかけようとしたその時、



「花菜っぺ!!」



瑛ちゃんに呼び止められた。



「何?瑛ちゃん。」


「花菜っぺ~っ!ちょっと課題で分かんない所があってさぁ、教えて欲しいの!」


「分かった。…神弥、ちょっと行ってくる。」


「ん。また後でな。」



神弥と別れると、瑛ちゃんと食堂を出る―――――…

―――――――――――
―――――――――
―――――――

「ミカド違いか…」



まさかミカドなんて男っぽい名前の女が他に居るなんてな……。


まぁ、帝が俺の前に現れることなんて、あり得ねぇけど。











―――「かーぐやくん。」
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