君は無垢なフリをして───本当は野獣。
「神弥…」
「ん?」
「神弥の元カノ―――…」
神弥に問いかけようとしたその時、
「花菜っぺ!!」
瑛ちゃんに呼び止められた。
「何?瑛ちゃん。」
「花菜っぺ~っ!ちょっと課題で分かんない所があってさぁ、教えて欲しいの!」
「分かった。…神弥、ちょっと行ってくる。」
「ん。また後でな。」
神弥と別れると、瑛ちゃんと食堂を出る―――――…
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「ミカド違いか…」
まさかミカドなんて男っぽい名前の女が他に居るなんてな……。
まぁ、帝が俺の前に現れることなんて、あり得ねぇけど。
―――「かーぐやくん。」