はんたいことばの愛のうたー天性の弱虫ー
その後、

君とは話す事もなく

学校を卒業してしまった。

君とは大学も違い、

二度と会うことなんてないと思った。

そういえば今日は

君の大学の文化祭の日だっけ...

私の友達も君と同じ大学に通っていた。

会わなければきっと

恋心は忘れられる。

そう思っていたし、信じていた。

でも、

恋心は薄れる事はなく

もっと、

もっともっと、

強くなっていった。

君に会いたい。

気づいたら私は

君の大学へと向かっていた。
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