居酒屋ーーーキスをあげよう―――
『ーーー私には・・・いつも、ああいう奴しか寄ってこないし、友達だって、逃げられた事もあるし、両親も死んでしまったし、第一、まだカニ料理食べていないのよ?あぁぁぁ―――カニスープ美味しいのよね。』と笑う。その男性は眼を丸くすると、『え・・・えぇぇぇ?』と叫びだした。
彼女は酔っぱらっているのか、頓珍漢な事しか、言わない。その男性は、密かに思っていた。
―――こいつ・・・面白い奴だ・・・
一体何があったんだ?
かなり大爆笑しており、彼女は其の場から、動かなかった。いつの間にか、スヤスヤと眠りそうで、彼に身体を預けると、その男性は―――ドキッとしてしまい、『―――あ・・・あの?』と引き離そうとした。それから、彼女は顔をあげると、そのまま男性に顔を近づけて行った―――。
2人の距離はゼロになり、彼は吃驚してしまい、『あの・・・お客様・・・』と止めようとした。
彼女は舌を入れると、深い口づけを交わしてしまった。
『―――貴方なら・・・私を・・・見捨てないでくれる。そう思った。』
彼女はずっと恋愛をした事がないが、初めて、合コンという場所で、知り合いになってしまった。
『―――な・・・菜月・・・』
彼は受け入れてしまい、2人はそのまま抱き合ってしまった。彼女はワンピースを脱ぎ去り、2人はラブロマンスになった。彼の名前は、泉陽介―――。

―――初恋でもある―――

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