居酒屋ーーーキスをあげよう―――
―――
―――それから、泉と菜月は、此処の店に泊まる事になり、自宅の方に、入れてくれる事になった。ここの居酒屋はとても気に入り、ラム肉の味が気に入った。思ったより、美味しかった。ラム肉は、骨の回りに肉が付いており、まるでケンタの肉の様で、彼女は一杯食べてしまった。酒もワインを飲み、べろんべろんに酔っ払い、その場で、眠ってしまった。泉陽介は、布団を二人分用意すると、敦は彼女を背負うと、布団に寝せる事にした。此処の店に、来たことがないし、ラム肉や色々な野菜を食べ、お腹いっぱいになった。
彼女は今、布団に寝かせられると、『―――もっと・・・お酒、ないのぉぉぉ?』と言い張った。彼等は思わず顔を見合わせると、2人とも爆笑した。彼女は幸せな顔をしており、鼾をかいて寝ている。
「か・・・カニ・・・カニが居る・・・カニ食べたい・・・もっと食べたい・・」
菜月の寝言を聞いた途端、2人は大爆笑をした。こいつ―――カニの料理がすきなのか?―――。
何故、カニ?―――面白い、こいつ―――。
『―――カニ・・・料理、明日、作ってやろうか?』
その言葉に、彼女は『―――カニ・・・カニ・・・』と、寝言を言い、2人はお腹が痛くなる程、笑い飛ばしてしまった。

―――なんだ?

こいつは―――

面白い―――

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