居酒屋ーーーキスをあげよう―――
―――数刻後-――
彼女はニコッと笑うと、頭を胸元に預ける事にした。自分は泉陽介が好きだ。そえは、嘘じゃない。結婚式には不安があるが、良い結婚式にしたい。ずっと好きで在り、いつものように、自分も部屋で眠っており、いつの間にか、一緒の部屋で、寝る事になった。お風呂も一緒に入る事になり、とても嬉しい。まだ、結婚式には程遠いが、彼女はプロポーズされるのを待っていた―――。
結婚式は―――ハワイで執り行い、色々な、親戚の人が来てくれる事に、かなり緊張していた。
泉陽介は何時ものように、彼女の部屋に行った。彼女を起こすと、菜月はゆっくりと目を開けた。
『―――ど・・・どうしたの?陽介・・・貴方、起きたのね・・・それに―――』
彼女は―――菜月は眼を丸くした。其処の中には、指輪が入っていたり。それから、彼女は―――菜月は眼をパチパチさせた。これはエンゲージリングであり、本物の指輪を、結婚する時に、取り換えるのが、結婚式のやり方、でもある。結婚式はとてもいい式で、写真を撮ってもらう事にし、彼女はピースをした。今、やっと夫婦になれたのだ。浮気は厳禁、夕食はお義母様と、真子と一緒に作るから、ちゃんと食べて下さいね?―――菜月はニコッと笑いながら、泉陽介にゆっくり近づくと、腕を背中に回すと、堂々と、口づけをしていた。好きな気持ちは、変わらない―――。

―――幸せ―――

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