居酒屋ーーーキスをあげよう―――
第一部-――始まり―――

第一章-――居酒屋―――キスをあげよう―――

―――
―――令和二年、午前六時頃、目覚まし時計の音で、目を覚ました。目覚まし時計がけたたましく鳴り響き、彼女は『―――うーん・・・』と唸り、彼女は眼ざし時計を止めた。時間を確認すると、六時で、彼女は―――起きなければ―――と、勢いよく起きると、素早く替える事にした。今日は、大事な合コンがあり、居酒屋として働きたい。だけど、それは母の美奈は許してくれない。
今日の大学では、自分の気に入ったメニューを考えており、料理の道に進めと、言われてしまった。居酒屋さんも大好きで、実は、大学二年の時から、酒は飲んでいた―――。
居酒屋の酒は大好きで、一度飲んだら、とまらない。誰かが言っていた。今日は居酒屋に行く事にした。此処から、歩いて五分ほどで、初めて、お酒を飲む事にした。今、彼女は百田冴子と水野梨乃と一緒に、化粧を教えて貰ている。実は、居酒屋にいくのは、初めてである。サービスで、お酒をたんまり頂ける。飲み過ぎるな―――百田冴子と、水野梨乃に言われていた。
彼女達はファッションに強く、良い友達が出来た。そう思った。下着と腰部服は必須で、何着か、買って貰った。彼女はファッションが苦手で、しかも、化粧すらできない。化粧はファンデーションやアイシャドーや、眉毛や口紅-――色々な、美的センスが問われる。
居酒屋に行くまで、彼女は眠っていたかった。就活にも失敗し、両親が居なくなっていた。
一週間くらい前、彼女達は事故に遭った。彼女は今、百田冴子の家におり、水野梨乃もいた。
合コンすれば、誰かを失った寂しさを、埋める事ができるかもしれない。
好きだと思う人を作るのは、結構、緊張する。

―――居酒屋キスをあげよう―――
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