居酒屋ーーーキスをあげよう―――
ここの居酒屋は人気であり、美味しい酒も沢山あり、焼酎もある。芋焼酎もあり、好んで飲む人は沢山いる。焼酎は菜月も飲めるようになり、此処に拾って貰えて、感謝していた。服屋さんを裏切る事になったが、彼女は此処の店で働く事になってから、半年以上経っていた―――。彼女は此処の『キスをあげよう―――。』を、守る事にした。此処の居酒屋さんは、自慢なお店でもあった。
彼女は―――菜月は泉陽介と恋人になり、真子と一緒に、此処で楽しく働いていた。泉陽介の事を好きになってしまい、最初は、抵抗していたが、今では、普通にキスできる所迄、行っていた。此処の居酒屋は、いつものように、営業していた。そこには、数人の女性達が現れた―――。
『―――いらっしゃいませ・・・今日は・・・何になさいますか?』
泉陽介は店長らしく、お客様の注文を受けていた。彼女は其の様子に、結婚したい―――そう思った。以前、彼女は照れながら、干しシイタケも作りたい、そう思った。
―――二年前に・・・結婚しており、あれから、2人は幸せにくらしていた。結婚式を執り行う事につれ、彼女は照れながら、ウエディングドレスを着た。もう一度、ドレスを着てみたい―――。
『―――泉陽介・・・御前だろう?』
その時、見知らぬ人の声が響き渡り、泉陽介は不機嫌な顔をしていた。泉雄介という父親だった。
『―――と・・・父さん・・・どうして此処に―――』
『―――御前ではない・・・そこの彼女に話がある。』
度の言葉に、菜月は驚愕してしまい、『―――わ・・・私に・・・何の用です??今、忙しいので―――。』
―――菜月―――
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