ねえ、私を見て
数日経って、園子は突然飲み会をしようと言ってきた。

「相馬君の歓迎会、やってないしね。」

歓迎会と聞くと、心ウキウキするのは、私だけだろうか。

「場所は、近くの居酒屋にしよう。」

園子もノリノリ。相馬君も照れているけれど、嬉し顔だ。

「いつにする?相馬君。」

「今日でもいいですよ。」

「よし!今日にしよう。」

急に決まった歓迎会。

「もちろん、くららも大丈夫よね。」

「うん。」

私の夫は、そういう事に厳しくない。

飲み会も行っておいでと、理解のある人だった。

案の定、今日急に入った飲み会も、歓迎会なら行っておいでと、優しい言葉をかけてくれた。

「楽しみね。」

「はい。」

園子の言葉に、素直に嬉しそうな顔をする相馬君を見ていると、こっちまで嬉しくなる。
< 11 / 147 >

この作品をシェア

pagetop