ねえ、私を見て
夫は、私を胸の中に抱いて、何度も「やり直そう。」と言ってくれた。
まだ夫には許して貰えていない。
そう思うけれど、一人じゃないと思えるだけ、まだマシだった。
そしてあれ以来、日奈人君との連絡も経った。
私は、何も考えずに、仕事に打ち込んだ。
「くらら。相馬君だけど……」
「えっ?」
ドキッとした。
まだ日奈人君の名前を聞く度に、胸がドキドキする。
「卒論があるから、とりあえず2週間くらい、休み取るって。」
「そう。」
こんな時に、日奈人君の顔を見ないのは、返ってよかったのかもしれない。
「ねえ、あなた達、上手くいってるの?」
「……あなた達って?」
「くららと相馬君よ。」
まだ夫には許して貰えていない。
そう思うけれど、一人じゃないと思えるだけ、まだマシだった。
そしてあれ以来、日奈人君との連絡も経った。
私は、何も考えずに、仕事に打ち込んだ。
「くらら。相馬君だけど……」
「えっ?」
ドキッとした。
まだ日奈人君の名前を聞く度に、胸がドキドキする。
「卒論があるから、とりあえず2週間くらい、休み取るって。」
「そう。」
こんな時に、日奈人君の顔を見ないのは、返ってよかったのかもしれない。
「ねえ、あなた達、上手くいってるの?」
「……あなた達って?」
「くららと相馬君よ。」