ねえ、私を見て
「日常的な方がいいかな。」

「そうなんだ。」

「ほら、二人で知らない場所に行くのって、ザ・不倫って感じしない?これから心中でもするのかって。」

「心中?ははは!」

よかった。難しい顔をしていた日奈人君が笑っている。

「分かった。どういうところがいいの?」

「ありきたりよ。普通にカフェでのんびりと時間を過ごしてみたいな。」

「うんうん。くららさんがそういうのなら、そうするよ。」

そして私達は、ホテルを出た。

「じゃあね、また三日後。」

「気を付けて帰って。」

日奈人君とのバイバイ。

でも全然悲しくない。

私と日奈人君は、身体も心も繋がっている。

そう思える。

ああ、いいなぁ。

日奈人君と、のんびりカフェで過ごすのも。
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