悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。


「正直なところ、困ってる……。
漣くんの愛情表現?が、すご、すぎて……」


「惚気、いただきました〜!!」


にぎった手をマイクみたいにしてきたから、そう答えたら、ふんぞり返った。


「海凪、心臓大丈夫?
ただでさえ照れ屋さんなんだし。まあでも?そこが漣の男な部分を煽るんだろうけどねぇ」


「お、男な部分?」


「天然小悪魔彼女、なんて思ってそう。
海凪の真っ赤な顔見てたら、あたしも色々構ってあげたくなっちゃうし」


ええ……。

どういうこと?


「でも勉強に集中できないから、ちょっと控えてほしいとは思ってるんだけど、ぜんぜん聞いてくれなくて……」


結局昨日もキスして、終わっちゃったし。


「教室で話したりできない分、ふたりになったら理性がカンストするんだと思うよ。海凪の勉強したい気持ちもわかるけど」


嬉しいけれど、やっぱりはずかしい。

彼氏さんがいる女の子は、みんなどう思うんだろう……?


やっぱり少しでもイチャイチャしてたい、とか思うのかな……。


「うっわ、顔あっか!
写真撮っていい?」


「ちょっ、やめてっ!」


「ほんとにはずかしがり屋さんだなー、海凪は。そこがかわいいんだけども……って、あれ」
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