悪い優等生くんと、絶対秘密のお付き合い。
わたしにカメラを向けようとして、ふと目をパチクリさせた。
「あっ、江川からメッセージ来てるの気づかなかった……10分前に」
「江川くんから?」
そういや、今何時……って、もうこんな時間!?
窓の外を見れば夕日が見える。
どれだけ滞在してたの、わたしたち!?
「江川から、何時に帰る?って。迎えに行くって」
「めちゃくちゃ嬉しそうだね?」
「べ、べつに?
それより漣からも、きてるんじゃない?」
上ずった声のすずちゃん。
ふふっ、内心めちゃくちゃ嬉しいんだなぁ。
前もって漣くんには、すずちゃんとカフェにいるって連絡しておいた。
連絡もないし、会えなかった、なんてことになったら、漣くんに何されるかわかったもんじゃないし……。
「あ、わたしも漣くんから同じ内容できてた」
『帰るときになったら連絡して。
迎えに行く』