切なくて…逢いたくて…涙
千秋は栄養失調と脱水にストレスだった

たぶんなにも食べていなかったと推測される

1週間も目覚めなかった
焦る…お願いだ〜目を覚ましてくれ

絶対お前を守るから
必ず飛龍をお前の元に返すから

俺は祈った

そして目覚めた

嬉しかった…
だけど千秋は''ほっといてほしかった"と言った

俺は無力だ…切なかった…

それから毎日千秋の所に行き話をした
俺が今…千秋に出来る事は
これしかなかった
千秋は何にも反応してくれないけど…

しかし突然

「先生⁇」

千秋が呼んでくれた

嬉しかった…
だけど…それは…もう生きていくのが
苦しいと言う叫びだった

どうしたら…

俺の所に来るように伝えた
本人はその気はないようだ
飛龍を忘れられないと言った

それでもいい
無理に忘れなくてもいい
今は千秋を側に置いておきたかった

だから強行突破した

無理に退院させて連れて帰った

千秋の心は少しづつ壊れていった

廃人の様な時があったり
急に暴れたり

千秋自身苦しんでいた

そして完全に心がバラバラに壊れてしまった









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