切なくて…逢いたくて…涙
キッチンで食事の用意をした
どうしよう…口にあうかな⁇

出来上がったのでテーブルに用意した

社長を見ると
ベッドに座りベッドに置いてある
ぬいぐるみを抱きかかえテレビを観ていた

なんだか子どもみたい
そんな社長が可愛く思えた

「どうぞ」

私がそう言うと

ぬいぐるみをベッドに置き
ベッドから降りてから食事を見た

「うわ〜美味しそう」

「お口に合うかどうか…」

「いただきます」

社長は嬉しそうに手を合わせる
口にあうかな…
そんな心配をよそに
美味しそうに食べてくれている社長

「美味しい〜あのおじさんが
言ってた通りだ〜
それにこの煮物も美味しい〜
こんな美味しい食事毎日食べたいよ〜」

何の発言⁇いや〜ないから…
でも喜んで食べてもらえてよかった

そんな事を考えていると
なんだか胸がドキドキしてきた

「褒めて頂き
ありがとうございます」

社長に笑顔で答えた
社長も笑顔で私を見た

「城田さん
食べないの⁇
全部食べちゃうよ」

今…城田さんって
名前…知ってたの⁇
あ〜調べたらわかるか〜

「食べます
いただきます」

私も一緒に食べた

社長はずっと"美味しい"って言いながら
食べていた

そうか〜いつもいい物食べてるからかな…
珍しいんだよね
こんな食事












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