切なくて…逢いたくて…涙
「どうしてそれを⁇」

「それは千秋を見てもらってたんだ
朝…千秋に会った時
あの秘書の綾小路が千秋を知ってるって
言ってたから
千秋の事を綾小路に聞いたんだ
まあ同じ大学としか言わなかったけどな
千秋は本当に知らなかったんだよな
綾小路の事」

「はい…」

「実は綾小路は陰で
女子社員を牛耳ってたから
もしかして…千秋に何かするかと思って
悪い噂も色々あったし…」

そうか〜だからあの女子社員達は
嫌がらせをしてきたんだ

…という事はあの秘書の綾小路さんが
指示してた訳だ

「だから綾小路には監視をつけたんだ
案の定…千秋の所に行った
その監視役が晴人だった訳だ
綾小路と会って千秋が過呼吸になって
倒れたって聞いて驚いた」

だからあの時晴人先生は
すぐに声をかけてくれたんだ
それなら納得できる

「晴人は俺以外にも報告してたみたいだ
それが母さんだったんだ」

それも納得いく
普通に医務室から連絡がいったと
思ってたけど…違ってたんだ

「俺は千秋が心配で…ごめん…
千秋が仕事を終えた後…ついて行った
千秋がスーパーに寄ったから
偶然を装って声をかけたんだ」

そう言う事だったんだ〜

おかしいもんね〜
社長がスーパーにいるなんて

なんか色々繋がってきた










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