政略結婚の甘い条件~お見合い婚のはずが、御曹司に溺愛を注がれました~

必要なもの以外を元の場所に戻し、ようやく料理スタート。玉ねぎやマッシュルームをスライスし、牛肉をひと口大にカットしていく。


「俺はなにをしたらいい?」


ダイニングやリビングで待っているかと思いきや、理仁がシンクに手を突いて菜摘の顔を覗き込む。手伝いをしてくれるようだ。


「あ、では理仁さんはこのお肉をフライパンで炒めていただけますか?」


軽く塩コショウを振り小麦粉をまぶした肉を指差す。


「よし、任せておけ」


理仁はニコッと笑っい、やけに張り切ってフライパンに油を引いた。
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