HOME〜私と家族〜
レポート1
校門に桜の花が舞い散る新学期。
私はその光景を横目に眺めながら、優雅に登校中。
新しいクラスを確認して、一番乗り…の、はずが。
玄関口で困ったように佇む、2人の男子を見つけてしまった。
周りには誰もいない。
…声かけないわけにはいかないよね。
後ろから、恐る恐る近づく。
「あの…なにかお困りですか?」
「…職員室を、探していて」
ふっと上げた彼は、とても綺麗な顔をしていた。
一瞬その美しさに見とれてしまい、慌てて目をそらす。
「その制服ってことは、ここの生徒だよね?僕たち今日から転入してきたんだけど」
イケメンの隣は、なんとまあ可愛らしい男の子。
制服にまだ着られてる感じがあるから、多分1年生かな?
…タメ口なのが気になるけど。
「案内しますよ」
私は靴を履き替えると、まっすぐに職員室へ2人を案内する。
「ありがとうございました」
礼儀正しくお辞儀する2人に挨拶して、私は自分の新しいクラスへ。
「今年もよろしくね、沙織」
一番乗りを逃した私を待っていたのは、親友の絵梨。
絵梨とは去年からの付き合いだけど、とても気が合う。
「絵梨ー!」
「今日帰りにパフェ食べて帰らない?」
「行く!せっかくの早帰りだもんね!」
放課後の約束をして、それぞれ席に着く。
放課後が待ち遠しいけど、その前にだるい全校集会が待っている。
私はその光景を横目に眺めながら、優雅に登校中。
新しいクラスを確認して、一番乗り…の、はずが。
玄関口で困ったように佇む、2人の男子を見つけてしまった。
周りには誰もいない。
…声かけないわけにはいかないよね。
後ろから、恐る恐る近づく。
「あの…なにかお困りですか?」
「…職員室を、探していて」
ふっと上げた彼は、とても綺麗な顔をしていた。
一瞬その美しさに見とれてしまい、慌てて目をそらす。
「その制服ってことは、ここの生徒だよね?僕たち今日から転入してきたんだけど」
イケメンの隣は、なんとまあ可愛らしい男の子。
制服にまだ着られてる感じがあるから、多分1年生かな?
…タメ口なのが気になるけど。
「案内しますよ」
私は靴を履き替えると、まっすぐに職員室へ2人を案内する。
「ありがとうございました」
礼儀正しくお辞儀する2人に挨拶して、私は自分の新しいクラスへ。
「今年もよろしくね、沙織」
一番乗りを逃した私を待っていたのは、親友の絵梨。
絵梨とは去年からの付き合いだけど、とても気が合う。
「絵梨ー!」
「今日帰りにパフェ食べて帰らない?」
「行く!せっかくの早帰りだもんね!」
放課後の約束をして、それぞれ席に着く。
放課後が待ち遠しいけど、その前にだるい全校集会が待っている。