One s death -the last sword-
恥ずかしさを紛らわそうと目を動かしていると、レベッカの右腰に灰色の袋を見つけた。
「レベッカ、それ何」
「ああ、レディック様が寝ている間に資金稼ぎに行ってたんです。思ってたより街が近くて、時間をたっぷり使う事ができました。まあ、せいぜい2時間くらいでしたけど」
「え、2時間でそんなに…」
何をしたのかは、聞かないでおこう。
俺は、不自然に口端だけで笑ってみせた。
「それより、どうします?今から出発できますか」
レベッカは、俺に濡れたタオルと白い錠剤を渡しながら、片手で古びた地図を広げる。
「何、この薬」
「街で見つけたんですけど、口内洗浄の効果があるそうです。…ここ。この大きな国が、ラ・サズリック王国です」
そう言いながら赤いペンで丸く囲み、もう1つ現在地を軽く囲む。
俺には、何を言っているのかすぐには理解できなかった。
「え?何、その…ラ・サズリック王国に行くの?今から…」
「はい、あれ、言ってなかったですか」
焦りと苛立ちが混ざりあい、数秒間視線がさまよう。
口から、あからさまに動揺した声がもれた。
レベッカはその間も、俺を理解できないといった様子だ。
「言ってない…っていうか、何、何しに?」
「レベッカ、それ何」
「ああ、レディック様が寝ている間に資金稼ぎに行ってたんです。思ってたより街が近くて、時間をたっぷり使う事ができました。まあ、せいぜい2時間くらいでしたけど」
「え、2時間でそんなに…」
何をしたのかは、聞かないでおこう。
俺は、不自然に口端だけで笑ってみせた。
「それより、どうします?今から出発できますか」
レベッカは、俺に濡れたタオルと白い錠剤を渡しながら、片手で古びた地図を広げる。
「何、この薬」
「街で見つけたんですけど、口内洗浄の効果があるそうです。…ここ。この大きな国が、ラ・サズリック王国です」
そう言いながら赤いペンで丸く囲み、もう1つ現在地を軽く囲む。
俺には、何を言っているのかすぐには理解できなかった。
「え?何、その…ラ・サズリック王国に行くの?今から…」
「はい、あれ、言ってなかったですか」
焦りと苛立ちが混ざりあい、数秒間視線がさまよう。
口から、あからさまに動揺した声がもれた。
レベッカはその間も、俺を理解できないといった様子だ。
「言ってない…っていうか、何、何しに?」