離婚前提マリアージュ~エリート副社長と育てる愛の花~
「いつの間にか寝ちゃってたな…ゴメン…夕食一緒に作ろうとって約束してたのに…」

「いいのよ…それよりも早く食べましょ…雅樹さん」

「そうだな…」

親子三人でダイニングテーブルを囲み、遅めの夕食。

雅樹さんは気難しい表情をしながら炊き込みご飯を箸で口に運ぶ。

「美味しくない?」

「いや…味が余りしない…」

「え、あ…そうかな?私的には少し濃かったかなって思ってんだけど…」

「そっか?」

「うん」

「ボクはおいしいよ。ママ、おかわり…」

雅は一杯目を完食して、笑顔で私に茶碗を渡した。

「よく食べるわね…雅」

「・・・じゃ俺の分のサラダもやるぞ、雅」

「・・・それはダメ…雅樹さん、ちゃんと食べてください…」

「ママは怒ったら、怖いな…なぁ―雅」

「うん…ママ、こわい」

「二人して何よ!!?」もおっ」
私は結託する二人に頬を膨らませた。

「ママがフグになったぞ。雅」

「うん、フグフグ」




< 190 / 202 >

この作品をシェア

pagetop