予想を超えた政略結婚
あれだけ激怒していた田中氏だったが
電話をかけると
「お前は大丈夫なのか?
痛みとかは?」と
1番に身体のこと話した。
その横では
「ねっ!父は孫には甘いんですよ
あの変わりようったらあはは」
と母親で頭取の娘さんは笑う。
「そう言うものですよ」と父が声をかける。
「私たちも孫ができたら
その気持ちはわかりますかね?」
「そうだと思いますよ
実の子より孫が可愛いと
世間の人はそう言いますね
わからないですけど」
「ふふっ 私たちも
時期にそうなりますわね」
とみんなの視線が私に。
「えっ」
この人たち気が早すぎる!!!
そんな中
頭取はまだ話を続けていた。
「素敵な娘さんだよ
お前もきっと気にいると思うよ
今度会うのはいつにするかい?」
「そうは言っても結婚するのは
お前なんだから
それに相手にも失礼だろ
相手さんがお前を見て
断られる可能性だってあるんだぞ」
そして頭取はまた日にちは
こっちで決めるからなと電話を切った。
「あいつがワシや親がいいと思ったら
話を進めていいって言うんだよ
小園さんだって選ぶ権利あるからな
あいつの事を見て
こいつに娘はあげられない!と
思うかもしれないだろ
失礼なこと言うよなあいつも」
「いやいや こっちは
なぁ?」と父は母と頷くだけ。
そりゃそーよね
家が!お店が!かかってるもの
こっにちはNOと言う選択肢はないし
向こうもこっちがNOと言えば
容赦ないくせに。
違うの?ここでNOと言う選択肢も
許されるの?
孫息子は事故処理が終わって
病院に行っているとのことで
怪我は大したことなくて
打撲程度だそうだ。