黙って俺に守られてろ~クールな彼は過剰な庇護欲を隠しきれない~
それに、もし本気だったとしても、麻薬取締官の採用試験は狭き門だ。
きっともう二度と会うこともないんだろう。
そうわかっていたけれど、彼女の顔を思い出すだけで、いつも少しだけ胸が温かくなった。
そして今から二年前。佐原は宣言通り夢をかなえ、麻薬取締官として俺の前に現れた。
初登庁の日に、頬を紅潮させて『伊尾さんに憧れて、取締官を志しました。大好きな伊尾さんと一緒に働けて、本当に光栄です!!』とみんなの前で宣言した佐原を見て、再会を嬉しく感じる反面、ものすごい罪悪感もわいてきた。
麻薬取締官の仕事は常に危険と隣り合わせだ。
麻薬の売人と一対一で取引したり、反社会勢力の中に潜入したりもすれば、刑期を終えた元受刑者から恨みをもたれ脅される可能性だってある。
そんな危ない世界に彼女を引き込んでしまった責任は、俺にはとても重く感じた。
きっともう二度と会うこともないんだろう。
そうわかっていたけれど、彼女の顔を思い出すだけで、いつも少しだけ胸が温かくなった。
そして今から二年前。佐原は宣言通り夢をかなえ、麻薬取締官として俺の前に現れた。
初登庁の日に、頬を紅潮させて『伊尾さんに憧れて、取締官を志しました。大好きな伊尾さんと一緒に働けて、本当に光栄です!!』とみんなの前で宣言した佐原を見て、再会を嬉しく感じる反面、ものすごい罪悪感もわいてきた。
麻薬取締官の仕事は常に危険と隣り合わせだ。
麻薬の売人と一対一で取引したり、反社会勢力の中に潜入したりもすれば、刑期を終えた元受刑者から恨みをもたれ脅される可能性だってある。
そんな危ない世界に彼女を引き込んでしまった責任は、俺にはとても重く感じた。