冷酷御曹司と仮初の花嫁
カウンターに座って、碧くんのコーヒーを飲んでいると、ドアが開いて入ってきたのは千夜子さんの所で働いている間島さんだった。千夜子さんの注文してくれたサンドイッチを取りに来てくれるのはいつも間島さんだった。
「こんばんは。麗奈さん。いらっしゃいますか?サンドイッチ取りに来ました。っていうか、碧くんのコーヒー。めっちゃいい香り。飲みてー」
「飲みますか?」
「いや。うー。飲みたいけど、でも、千夜子ママがサンドイッチを待っているから無理。帰りに寄ろうかな」
「麗奈さんは今、お花を活けているから、陽菜さん。サンドイッチを持って行っていいか聞いてきて。間島さんはそれまで少しだけど味見していいよ。新作の配合だから、感想聞きたいです」
そういうと碧くんは間島さんの前にコップに少しだけ淹れたコーヒーを置いてから、コップの下の方にしかない味見程度の量だけど、間島さんは本当に嬉しそうにコップに口をつけると、唸った。
「マジ、ヤバいくらいに美味しい。俺はこの味が好きだよ。少しの酸味が喉を刺激して、鼻腔を擽る。これで片手間バリスタだから、本職は参るな。
陽菜ちゃんは碧くんのコーヒーの味見が出来て羨ましいよ。大学卒業したら、もう碧くんのコーヒーが飲めなくなると思うと辛い。この絶妙なコーヒーともお別れなのかと思うとコーヒー好きの俺としては残念過ぎる。だれかパトロン見つけて、コーヒーショップ続けたらいいのに」
「こんばんは。麗奈さん。いらっしゃいますか?サンドイッチ取りに来ました。っていうか、碧くんのコーヒー。めっちゃいい香り。飲みてー」
「飲みますか?」
「いや。うー。飲みたいけど、でも、千夜子ママがサンドイッチを待っているから無理。帰りに寄ろうかな」
「麗奈さんは今、お花を活けているから、陽菜さん。サンドイッチを持って行っていいか聞いてきて。間島さんはそれまで少しだけど味見していいよ。新作の配合だから、感想聞きたいです」
そういうと碧くんは間島さんの前にコップに少しだけ淹れたコーヒーを置いてから、コップの下の方にしかない味見程度の量だけど、間島さんは本当に嬉しそうにコップに口をつけると、唸った。
「マジ、ヤバいくらいに美味しい。俺はこの味が好きだよ。少しの酸味が喉を刺激して、鼻腔を擽る。これで片手間バリスタだから、本職は参るな。
陽菜ちゃんは碧くんのコーヒーの味見が出来て羨ましいよ。大学卒業したら、もう碧くんのコーヒーが飲めなくなると思うと辛い。この絶妙なコーヒーともお別れなのかと思うとコーヒー好きの俺としては残念過ぎる。だれかパトロン見つけて、コーヒーショップ続けたらいいのに」