―――ファッション―――
―――今、2人は昼食を食べると、アパレル関係の仕事の勉強をする事になった。バイトだけでなく、ファッションショーだけでなく、身近な人々の服の好みを聞かなくてはならない。何色が好きのか?―――どういったデザインが好きなのか?如何いった、コーディネーターが好きなのか?―――それらを考えなければならない。デザインが良くても、質が悪ければ、良い服は出来ない。着心地が良い、黒いスカートを買い、凛はいつもの様に、御洒落着を身に纏うようになった。ピンク色だとか、明るい色の服を着ており、昔、グレーのチェックの短パンを穿いている人がいた。
『貴方・・・頑張ろうね・・・私も・・・頑張るから―――。』
ふと、両親のプロポーズを思い出した。聞いた話によると、此処の社長だった父親と、そこの会長だった母親は、結婚する事になり、『―――俺と・・・一緒に・・・頑張ってくれないか?』と言われた。プロポーズの事だと、直ぐに分かった。何度もその話を聞かせると、幸せな家族―――。
凛と直哉は大爆笑であり、凛達は『―――いいじゃん・・・良いじゃん・・・』と大笑いをした。
自分達はどうなるか?―――一緒に居る事が生活であり、その訓練でもあり、直哉と凛は真面目に考えていた。凛はずっと好きで在り、直哉も好きだと言ってくれる。この二人ほど、しっかりとした愛情表現をしている奴はいない。どうして、凛はアメリカに両親と来たのか?―――デザイナーの道を捨て、スタイリストの道を行く、そのビジョンはどうしたのか?―――凛はファッションが好きで在り、スタイリストが一番良い、そう思った。どれが一番良いのか?―――スタイリストとても素敵な仕事であり、モデルに着せる事は楽しみにしている。此処の店は自分の店であり、いつか会社の社長になり、何店舗の服屋を営もうとしていた。
―――素敵な服・・・見付けた。
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