子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~

「玲也…ゴメンな…でも、パパとママは喧嘩しているワケじゃないんだ…」

「赤ちゃんが死んじゃって…僕もかなしい・・・でも・・・さびしいんだ・・・」
小さなカラダで虫垂炎を闘いながら、私達に必死に言葉を紡ぐ玲也。

「ゴメンね…玲也…」

「…ママ・・・パパ…僕と約束して・・・仲よくするって…」
「分かった…仲良くしよう…」

柊也さんは玲也と指切りした。

「これは男と男の約束だ…俺はママと玲也を幸せにする…」
「柊也さん…!?」

「相応しいとか相応しくないとか…関係ないぞ…凛香」

「パパ…約束したよ…」

パパと指切りした玲也はまた目を瞑り、眠りに落ちる。

表情はとても安堵に満ちていた。

――――私と柊也さんの間には玲也が居る…

玲也は私達の宝物。

大切にしないと・・・



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