子連れシンデレラ(2)~スパダリ社長の独占欲は極上の愛~
吉良CEOの来日が差し迫る中、柊也さんは今日も桜木さん達とミーティングの為、会議室に向かった。
社長室に居るのは私と黒沼さんの二人だけ。
「黒沼さん…ATMに行きたいのですが…よろしいですか?」
「構いませんが…」
「じゃ、遠慮なく行かせていただきます」
私は仕事を中断して、オフィス棟を出て、ホテル本館の地下一階のATMに足を運ぶ。
毒親だと思っていても、私にとってはたった一人の肉親。
母の催促のラインを見て急いだ。
私は財布からキャッシュカードを取り出した。
カードを入れ、画面の操作をしていると黒沼さんに声を掛けられた。
「く、黒沼さん!?」
「誰にその三十万円を送金するんですか?凛香様」
私は操作を中断した。
「それは…」
語尾を濁し、唇を噛み締める。
黒沼さんの眼鏡の奥の瞳がいつになく厳しい光を宿していた。
社長室に居るのは私と黒沼さんの二人だけ。
「黒沼さん…ATMに行きたいのですが…よろしいですか?」
「構いませんが…」
「じゃ、遠慮なく行かせていただきます」
私は仕事を中断して、オフィス棟を出て、ホテル本館の地下一階のATMに足を運ぶ。
毒親だと思っていても、私にとってはたった一人の肉親。
母の催促のラインを見て急いだ。
私は財布からキャッシュカードを取り出した。
カードを入れ、画面の操作をしていると黒沼さんに声を掛けられた。
「く、黒沼さん!?」
「誰にその三十万円を送金するんですか?凛香様」
私は操作を中断した。
「それは…」
語尾を濁し、唇を噛み締める。
黒沼さんの眼鏡の奥の瞳がいつになく厳しい光を宿していた。