プリキュア☆アースリレーションズ
再テストを終えた杏と鈴菜が合流すると、三人だけになった教室に妖精三匹が飛び出した。

『相棒ー、授業長すぎレラ、待ちくたびれたレラ』

『そんなことより朝の話の続きをするベラ!』

「ガーベラ!おひさっ!早く聞かせて!」
杏はガーベラの頭を撫でる。

「ねぇ」
蓮が口を挟んだ。
「あなた、ネモフィラちゃん、よね?」

呼ばれたネモフィラは蓮の手提げ鞄から小さく顔を覗かせた。

『…どうしたフィラ?』

「ネモフィラちゃん~!」
杏と鈴菜も駆け寄る。
ネモフィラは驚いてまた鞄に隠れてしまった。

「大丈夫」
蓮に優しく抱きあげられたネモフィラはもふもふの毛に顔を埋めながら蓮を見上げた。
『れん、…よろしくフィラ』

『ネモフィラも頑張ったベラ』
『あいつ根はいい奴なんだレラ』
見守る二匹も嬉しそうだ。

「ネモフィラは人見知りなんだね」
鈴菜もすっかりニコニコ顔になる。

「さっ、話の続きだよ!」
杏の促しに蓮が一言、
「実験するんだから作業の手は止めないでね?」
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