俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
「あー。それはさ、お前潰されるとそのあといっしょに行けないからさ。」

「え?」

それって…どういう…?

「んー。ところで、お前、オトコできた?」

「できてません。あのとき振られてからは1人です。そんな心の余裕ありませんって。」

わたし、そんな節操のないおんなじゃないし…。
まだ、そこまで一哉をふっきれてるわけじゃ…ない…。

「じゃあ、いいよな。誘っても。このホテル部屋とったから。お前に選ばせてやる。俺に抱かれるか、このまま帰るか。このまま帰ったら、もう俺はお前を誘わない。これからはただの上司と部下だ。お前が選べ。」

は?何言ってるの?この人。

カードキーをスーツの内ポケットから取り出してテーブルの上に置いた。

「これ飲み終わるまでに決めろよ。」

半分ほど飲み終えたソルティドッグ。
これ飲み終わったらわたし…。

部長を横目で見ると窓の外を眺めながらジントニックを飲んでいた。

クソッ。こんな無茶苦茶なこと言ってても様になるオトコって何?!

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