俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
~青海隼斗side~
「これは?」
目覚めると結菜のテーブルの上には古いアルバムと日記帳が置いてあった。
「土曜日実家に行ってとってきたの。おばあちゃんの形見。」
おばあちゃんの?
「この間京都で、すべてを思い出したんだけど、まだ混乱していて…わたしも隼斗が死んだって聞かされてたんじゃないかって気がして…。お父さんにもいろいろ聞いてみたら、やっぱりわたしのおばあちゃんも隼斗が亡くなったとわたしに伝えていたことがわかった。それを聞いたわたしはそのあと気を失って、目覚めた時には隼斗のことをすっかり忘れていたらしいの。」
結菜はさっきから晩御飯の支度をしている。
俺が寝ている間にスーパーへ買い物に行って、いろいろ料理を仕込んでいたみたいだ。
「でね。おばあちゃんが死ぬときにわたしにこの2つの形見を残してくれたの。おばあちゃんが生きた証だから結菜に持っててほしいって。」
結菜がテーブルに晩御飯を並べはじめた。
「これは?」
目覚めると結菜のテーブルの上には古いアルバムと日記帳が置いてあった。
「土曜日実家に行ってとってきたの。おばあちゃんの形見。」
おばあちゃんの?
「この間京都で、すべてを思い出したんだけど、まだ混乱していて…わたしも隼斗が死んだって聞かされてたんじゃないかって気がして…。お父さんにもいろいろ聞いてみたら、やっぱりわたしのおばあちゃんも隼斗が亡くなったとわたしに伝えていたことがわかった。それを聞いたわたしはそのあと気を失って、目覚めた時には隼斗のことをすっかり忘れていたらしいの。」
結菜はさっきから晩御飯の支度をしている。
俺が寝ている間にスーパーへ買い物に行って、いろいろ料理を仕込んでいたみたいだ。
「でね。おばあちゃんが死ぬときにわたしにこの2つの形見を残してくれたの。おばあちゃんが生きた証だから結菜に持っててほしいって。」
結菜がテーブルに晩御飯を並べはじめた。