俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~


隼斗のマンションのカギを開ける前に何か…嫌な予感がした。

それは、オンナの感とかいうやつなのかもしれない。

次の日始発で千歳空港から羽田空港へ降り立ったたわたしは、そのままタクシーで隼斗のマンションへ急いだ。

月曜日からいろいろありすぎて、とにかく、隼斗に会って抱きしめてほしかった。

そしたら…安心できる気がしたから…

はやく会いたい…
その一心だった…。


マンションのカギを開ける前に何かいつもとちがうにおいが漂っているような気がしたんだ…

けれど、隼斗に会いたい気持ちのほうが勝っていたわたしは、そっとマンションのカギを開けた。

そして…
玄関にあった…そのハイヒールを見つけ…
そのまま静かに玄関ドアを閉めた…。

そのままカギを閉めることも忘れてわたしは、重たいキャリーバッグを転がしながら大急ぎでマンションを出ると一心不乱に走った。


あれは…
あのハイヒールは…

それはわたしもよく知ってるものだったのだ。


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