俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
「僕は秘書はいりません。お父さんだっていないじゃないですか。」

父は立ち上がって、デスクに座っていたので、デスクの前に詰め寄った。

「そう…だな。」

「はい。ひとりでやります。」

「本当に好きなら…隼斗…。」

「え?」

「橘結菜だよ。」

「好きですよ。」

好きに決まってる…今もはやく探し出したくて…うずうずしてるってのに…。

「これからまだまだおまえたちには試練があるだろうけど…耐えて見せろ。」

試練…?

「最後まで耐え抜けたら…結婚を認めてやる。」


俺はこのとき、父の言ってることの意味が全くわからなかった。


そして、その後、俺と結菜を襲う事態は、俺の想像をはるかに超えていたのだ。


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