俺様上司との不確かな関係~好きになっちゃダメですか?~
いや、いるならいるっていいますけど…。あれはカレシって呼べるもんじゃないんで…。

「それはそうとさ。橘さん、いつもお弁当持ってきてんじゃん。」

「あー。あれおいしそう。」

「手作り?」

「はい。料理は作るのも食べるもの好きです。」

「うわ。このかわいさで、料理もうまいとかマジ萌えんだけど。」

「やばいよね…」

料理は…確かに自信ある…。

「京都弁じゃないよね?」

「わたし育ちは高校まで東京なので。大学が京都だったのでそのまま京都で就職したんです。」

「あ、そうなんだぁ。」

「でも、京都弁も話せますよ。9年もいましたから。」

京都弁は一哉に鍛えられたからね…。

「何か話してみてよ~。」

「え?例えば…あらぁ…木内さんグラス空いてますやんかぁ~。お店の人にゆうて水割り持ってこさしましょかぁ。」

なんてね…。ちょっと芸者さん風なしぐさで言ってみる。

一瞬みんながかたまっているように見えた。

「うわぁ橘さん…ウケル。意外とおもしろいよ。橘さん。」

木内さんがちょっと赤くなって言った。

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