もう離さないでね
うん。と頷く。

「そりゃさっきの怖かったよね。ごめん、結愛。俺、ちゃんと待つから」

ほんと_?

『…ありがとう』

こうして、クリスマスの夜は聖那の腕の中で眠りについた__。





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