へたれアイドル王子 卒業します アミュ恋 4曲目

 へんな緊張感から解放され

 フッと鼻から笑みがこぼれた俺。



 チャーハンを食べようと、
 口を広げたその時。



「好き」



 俺の大好きな声が、ダイレクトに脳に届き。


 今まさに
 チャーハンを口に入れるって状態のまま、
 固まってしまった。



 は? は? は?


 今、俺に、何が起きているわけ?



 動きが鈍くなった脳は

 この状況を解読不可。



 せめて蓮見の心の中を読み取ろうと

 目の前の蓮見に目を向ける。




 う……


 蓮見の顔なんて、見なきゃよかった……




 その笑顔、俺以外に絶対に見せるなよ! 


 そう、契約書を書かせたくなるほどの
 キラキラ笑顔が

 俺をまっすぐ見つめている。
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