えんじぇる・そんぐ〜奇跡を君に〜
そんな声が聞こえ、あたしが振り向くと近くのベンチであの二人があたしのようにバッチを見ているところだった。その手にはスタバのフラペチーノがある。
絡まれると嫌だから離れよう、そうあたしが思った刹那、「ねえちょっと!!」と怒ったような二人に声をかけられる。
「は、はい。何ですか?」
あたしが振り向くと、二人はあたしに近づいてくる。そして「さっき出てたレア物バッチちょうだいよ」と手を出してきた。
「それ、どうしてもほしいんだよね〜。譲ってくれてもいいでしょ?あたしたち、アンヘルがユニット結成された頃からのファンだし?あんたみたいな最近推し始めたってわけじゃないから」
勝手なことを言い続ける二人に、あたしはだんだんムカムカしていくのがわかった。アンヘルがユニット結成された頃から?あたしなんて二人が活動を始めた頃から知ってるんだよ!好き勝手しておいてバッチをくれだなんて、許せない!!
「嫌です!!レア物バッチがほしいなら列にきちんと並んで買ってください!!」
絡まれると嫌だから離れよう、そうあたしが思った刹那、「ねえちょっと!!」と怒ったような二人に声をかけられる。
「は、はい。何ですか?」
あたしが振り向くと、二人はあたしに近づいてくる。そして「さっき出てたレア物バッチちょうだいよ」と手を出してきた。
「それ、どうしてもほしいんだよね〜。譲ってくれてもいいでしょ?あたしたち、アンヘルがユニット結成された頃からのファンだし?あんたみたいな最近推し始めたってわけじゃないから」
勝手なことを言い続ける二人に、あたしはだんだんムカムカしていくのがわかった。アンヘルがユニット結成された頃から?あたしなんて二人が活動を始めた頃から知ってるんだよ!好き勝手しておいてバッチをくれだなんて、許せない!!
「嫌です!!レア物バッチがほしいなら列にきちんと並んで買ってください!!」